マネックス証券が新しいオルタナティブファンド2本の 発売を発表しました。
こちら

水瀬さんは早くも結論を出されています。
さすがです。

ボクは、仕事柄未公開株投資に関わっていることもあり
プレミアム・ハイブリッド 2006 には少し興味があります。
特に、どんなPEファンドが組み込まれるのか、は非常に興味があります。
水瀬さんは上場の見込みが無い世界のダメ企業が組み入れられたら・・・
と懸念点を挙げられていますが、
VCファンドではそういうものが含まれるのは致し方無い部分があります。
一方で、一発当たれば莫大なリターンが出て、ダメ企業の分を
帳消しにする可能性もあります。
(もちろん、ダメ企業ばかりに投資するVCも存在します)

では、ボクが投資するか・・・その可能性は極めて低そうです。
このファンドに関して言えば、クローズ期間が5年。
PEファンドを組み込む以上仕方ないのでしょう。
5年のクローズ期間、最低投資額が50万円。
ボクの運用資産の今の規模では組み入れるのは難しい、と
ならざるを得ません。
このファンドを組み入れられるのは
運用資産のサイズが最低1,000万円くらいの人ではないでしょうか。

マネックス証券のこうした試みは評価しますが、
これよりももっと優先して取り組んでほしいことがあります。
手薄なアセットクラス、特に外国債券のインデックスファンドの
取り扱いの早期開始を実現してもらいたい、と希望します。
証券会社の手取りは、オルタナティブファンドに比べれば
かなり少ないとは思います。短期的視野に立てば、
マネックスとして経済合理性が乏しいのかもしれません。

しかし、保有・取得コストが割安な分かり易いファンドこそ
多くの個人投資家が今求めているものではないでしょうか。

とはいうものの、少し興味があるので
説明会には申し込んじゃいました。

オルタナティブ投資については、この本がオススメです。